TIARA25周年を記念した特別連載
”What Matters,Then and Always.”
ブランドに関わってくださっている
多彩なゲストをお招きし
ご自身のものづくりへの想いや
大切にしていることなどについて伺い
それぞれの視点から映し出される
TIARAの新たな魅力をお届けします。
第二回のゲストは
「Pasand by ne Quittez pas(パサンド バイ ヌキテパ)」の
ディレクター、mamiさん。
ヌキテパの独特な世界観は
どのようなインスピレーションから生まれているのかなど
ここでしか聞けないストーリーをお届けします。

Q.TIARAに込められた
「長く受け継いでいくもの、長く大切にするもの」
という意味にちなんで、
長く大切にしていることや想いを教えてください。
ほとんどのアイテムを長く大切に使っていますが、
特にシルクのガウンやパンツなど
刺繍をはじめとした手仕事で仕上げられたアイテムは
そのプロセスも含めて愛おしく、ずっと大切にしています。
その時々のムードでスタイリングも変わるため、
ふと写真を見返すと、
同じ洋服でも頭にシルクスカーフを巻いていたり、
首元に合わせていたりと、
さまざまな着こなしを楽しんでいることに気づきます。
また、目に見えるモノだけでなく、
「人とのご縁」も長く大切にしているもののひとつです。
人とのご縁を大切にしているという想いは、
ブランドのフィロソフィーにも深く繋がっています。
つくり手やパートナーとの関係性、
旅先での出会い、文化とのつながり——
そうした一つひとつを大切にする姿勢が、
“Ordinary Happiness”という、
日常の中に喜びを見出すという考え方へと繋がっています。
“Ordinary Happiness”
ポジティブなムードを纏うための服
刺繍やプリント、繊細なステッチのクラフト感と華やぎ。
身につけるうち、心地よさに気づく服。

Q.ヌキテパの独特な世界観はどのような
インスピレーションから生まれているのでしょうか。
旅の中で出会った文化や風景、
インドの手仕事などブランドのクリエーションに
影響を与えているものについて、
背景やエピソードがあれば教えてください。
光が当たって褪せたり重なったりしていく壁の色、
偶然に見えて計算されているような
「色×色」や「色×柄」の組み合わせ、
そこに人の動きや装い、刺繍デザイン、
街そのものが一つのテキスタイルみたいに感じます。
特にインドのローカルマーケットや駅、空港のような場所は
文化も気候も習慣も違う人たちが交差するので
更新され続ける“生きたレイヤー”としてのデザインが溢れています。
「全部がヒントに見える状態」
私の好奇心がブランドのクリエーションに
繋がっていると思います。

Q.ブランドを長く築いていくうえでの秘訣や、
デザイナー様目線で意識していることを
教えてください。
たくさんのインプットを、PASANDを通してアウトプットしています。
素敵な方々との会話や、ホテルのインテリア、
ソファの柄、写真の中のご婦人のスタイリング、
アートのキャプションなど、
視界に入るあらゆるものから常にインプットすることを心がけています。